着なくなった着物が売れる? | 着物の売り方のポイントについて

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人生で男女問わず、七五三などで必ず一度は着る機会がある着物。
特に女性は、子供の時だけではなく大人になってから着物が好きで趣味で着物を着ている人もいますね。
最近では着物がブームになりつつあり、若い世代も普段から着物を着るという人が増えてきています。

そんな着物ですが、普通の洋服などと同じようにやはり流行があったりします。
ご自宅にもう着ていない着物などは置いてありませんか?

実は着物は、高価買取が出来るケースも多くあります。
今回はそんな着物の買い取りと、着物の歴史のお話をご紹介していきたいと思います。

着物の歴史

着物の始まりは、【平安時代】までさかのぼります。
平安時代に宮廷につかえていた位の高い女性が着ていた十二単。
その下に着ていた小袖が今の着物の原型といわれています。

現代の着物のように、位が関係なく自由にいろんな着物を人々が着られるようになったのは江戸時代のことで、明治時代になり【和洋折衷】で着物にレースや洋傘を合わせるようになりました。

現代では残念ながら、着物を着たことがないという人もいます。
それでも着物には古い歴史という価値があり、物によっては大変高価な物も存在するということです。

着物にはブランドがある?

私たちの洋服にもブランドがあるように着物にもブランドが存在することを皆さんはご存じでしょうか?
ここでは、着物のブランドについて紹介します。

  1. 藤娘きぬたや(ふじむすめきぬたや)
    絞り染めの技術で有名なブランドです。美しい絞り模様が特徴です。
  2. 久保田一竹(くぼたいっちく)
    独自の「一竹辻が花(いっちくつじがはな)」という染め技法で知られています。
  3. 人間国宝の作家
    伝統工芸の分野で「人間国宝」に指定された作家たちの作品は、高い評価を受けています。
    例えば、羽田登喜男(はたときお)の友禅染め北村武資(きたむらたけし)の西陣織などがあります。
  4. きもの道楽(きものどうらく)
    現代的なデザインと伝統的な技法を融合させたブランドで、若者にも人気があります。
  5. きものの西陣(にしじん)
    京都の西陣織を中心に高品質な着物を提供しているブランドです。
  6. 川島織物
    西陣織の名門ブランドです。
  7. 大久保信子(おおくぼのぶこ)
    きもののスタイリストとしても活躍し、現代の着こなしを提案しています。

着物を高く買い取ってもらうためのポイントは?

それでは、ご自宅にあるもう着なくなった着物を高く買い取ってもらうためにはどのようなポイントを押さえておけばよいのでしょうか?

着物の状態を保つ

クリーニング
着物はデリケートな素材で作られているため、専門のクリーニング店で定期的にクリーニングしておくことが重要です。
汚れやシミがあると価値が下がります。

保管方法
直射日光や湿気を避けて保管し、防虫剤を使用することで着物の品質を保ちます。

ブランドや作家を確認

有名ブランド
藤娘きぬたや、久保田一竹、川島織物などの有名ブランドや、羽田登喜男などの人間国宝の作品は高く評価されます。

証紙や証明書
ブランドや作家の証紙や証明書があると、信頼性が高まり、高額買取が期待できます。

市場調査を行う

相場を知る
インターネットや専門誌を活用して、同じブランドや作家の着物の買取相場を調べることが重要です。

買取業者を選ぶ

専門業者を選ぶ
しっかりとプロの鑑定士がいる業者を選ぶのがお勧めです。
また、店舗で販売も行っているチェーン店より、余計なコストがかかっていない買取専門店の方が高価買取が期待出来ます。

オンライン買取サービスを利用

オンライン査定
最近では、写真を送るだけでオンライン査定をしてくれるサービスもあります。
簡単に査定が受けられるため、便利です。

その他のポイント

セットで売る
帯や小物もセットで売ると、高額になることがあります。

季節やタイミング
七五三や成人式など、需要が高まる時期に売ると高値がつくことがあります。

このように着物を売る上で大切なポイントがいくつかあることがわかりました。
フリマサイトなどでも販売できますが、大切な歴史がある着物などは専門の買い取り業者に頼んだ方がトラブルもなくスムーズに取引が出来るので、出来るだけ業者に頼むのが無難です。

着物を売るときに気を付けたいポイントは?

着物を売る際には、いくつかのポイントに注意することで、スムーズな取引と納得のいく価格を得ることができます。

1. 着物の状態を確認

  • 汚れやシミのチェック
    着物に汚れやシミがあると買取価格が下がります。
    事前にクリーニングを行い、可能な限りきれいな状態にしておきましょう。
  • 破損の有無
    糸のほつれや破れがないかを確認し、修繕可能な場合は修理しておくと買取の価格も高くなりやすいです。

2. 証紙や証明書の準備

  • ブランドや作家の証紙
    着物のブランドや作家の証紙や証明書があると、買い取り価格が高くなる場合があります。
    これらの書類が手元にある場合は事前に準備しておきましょう。

3. 買取方法の選択

  • 店頭買取
    直接店舗に持ち込んで査定してもらう方法です。
    対面での査定なので、その場で質問や交渉ができます。
  • 宅配買取
    自宅から着物を郵送して査定してもらう方法です。
    便利ですが、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
  • 出張買取
    業者が自宅に訪問して査定を行う方法です。
    おうちにたくさん着物があり、複数の着物を売りたい場合に便利です。

まとめ

いかがでしたか?
もし皆さんのご自宅に、もう着なくなってしまった着物や処分に困っている着物があったらSHIENで査定をしてみませんか?
持ち運ぶのが難しい場合は、出張買取も行っていますので是非ご活用いただければと思います。