家にある絵画や掛け軸 | 買い取りできる判断基準とは?

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おうちを片付けなければならない時、壁に絵画や掛け軸などが飾ってある場合もありますよね。
絵画や掛け軸は一般的に高く買い取ってもらえるイメージがあると思いますが、その買い取りの基準を皆さんはご存じでしょうか?

今回はそんな掛け軸や絵画の買い取りについてご紹介していきます。

絵画・掛け軸の買い取り基準とは

1.作家の知名度

有名作家や故人の著名作家は高額査定の対象になりやすいです。
しかし、無名・無落款(署名なし)の場合は大きく価値が下がるか買取不可の可能性が高いです。

2.真贋

絵画や掛け軸は、贋作ではないかどうかが非常に重要になります。
証明書や鑑定書、などがあると大きく価値が上がります。
鑑定書がない場合でも買い取りできることはありますが、専門業者でも真作と認められない場合、価格が大きく下がる場合もあり、買取不可になることもあります。

3.保存状態

シミ・虫食い・破れ・色あせなどがあると減額の対象になってしまいます。
また、掛け軸は表装の状態(軸先・風帯など)も評価に影響します。

4.ジャンル・技法

絵画は日本画・油絵・水彩・リトグラフ・版画など、技法によって評価が変わってきます。
掛け軸は季節物(例:正月・春・夏など)の内容で需要が異なり、買い取り価格にも影響があります。

5.サイズと飾りやすさ

絵画・掛け軸共に大きさにも影響があり、特にあまりに大きい作品は一般家庭では飾れず、需要が限定される傾向にあります。
需要があるサイズとしては中サイズ~小サイズの作品の方が一般市場で売れやすくなっています。

6.付属品の有無

掛け軸の場合、作者の名前入りの木箱や、作品の解説が載っている栞、仕覆(布袋)などが揃っていると買い取り価格は高くなる傾向にあります。

よくある!買取不可・減額の例

おうちにあった掛け軸や絵画、売れそうだと思ったのに買取不可でお持ち帰りを予期なくされる場合も多々あります。
売れそうだったのにがっかり..なんて経験をした方も多いのではないでしょうか?

1.保存状態

破れ、カビ、シミ、色あせ、虫食いなどが激しかったり、湿気や日焼けで絵が劣化している場合など、保存状態が極端に良くない場合は買取不可、減額の対象になってしまいます。
他にも軸が曲がって巻けない・芯棒が折れているなども原因の1つです。

2.商業価値がない

作者名が確認できない、または市場に実績がないほか、サイン(落款)はあるが、読み取れないなどが上げられ信用が得られない場合価値が大幅に下がる可能性が高いです。

3.模写や複製品

有名作家の名前があるが、贋作が疑われるケースやリトグラフ・プリント作品を油絵や日本画と誤認している場合や、鑑定などの本物である証拠がなく真贋不明の場合は買い取りにリスクがあると判断されます。

4.大量生産品

百貨店や通販、観光地で売られていた装飾用の量産作品、手書き風の印刷物・海外の工場で作られた作品などは高額買取にはなりにくいです。

5.需要が少ない

宗教色の強い仏画や、抽象的すぎる作品は需要が少ないため高額買取にはならない傾向です。
また、非常に大きい作品で、飾る場所を選ぶ作品や、季節・文化的背景が限定されすぎている物も高額買取にはなりにくいです。

作者不明でも売れるケースがある

実は持ち込んだ絵画や掛け軸が作者不明でも、高額とはなりませんが売れるケースもあります。

1.作品そのものに魅力がある

絵画の場合、絵柄が美しい・装飾性が高い・飾りやすいサイズ・インテリア向けなど、見た目で価値があるものは需要があります。
特にモダンアート風、風景画、動物画、花鳥画、掛け軸の場合は四季などの季節が書かれたものは売れやすい傾向にあります。

2.時代感や技法に価値がある

古い時代のもの(例えば江戸・明治時代など)で、筆遣いや和紙、表装の技術が高いものは作者不明でも骨董品として価値があると判断されることがあります。

3.店舗装飾や外国人観光客向け需要

観光地やホテル・飲食店の装飾として和の雰囲気を出せる掛け軸などは一定の需要あり、海外輸出向けに安く仕入れたい業者もいます。

絵画や掛け軸は買い取り業者によっては基準が様々あり、別のところでは買い取りできたという場合もあります。
なので買い取りをお願いしたい場合は複数の業者に査定を依頼してみたほうがよいでしょう。

絵画・掛け軸の査定前チェックポイント

絵画や掛け軸を買い取りに出す前に以下のチェックポイントを確認してみましょう。

1.作家名を確認する

署名(落款)や印章があるか、有名作家の作品か調べてみる。
調べてみても不明な場合はそのまま出してしまっても問題ありません。

2.鑑定書・証明書の有無

鑑定書や共シール(作家認定の証明)がある場合は必ず用意し、共箱(作家名入りの箱)があれば必ずセットにして出しましょう。

3.保存状態をチェック

シミ、破れ、色あせ、虫食い、カビ、汚れがないか確認。
掛け軸なら「表装」部分(上下の布や軸先)も傷みや歪みがないか見ておきましょう。

4.付属品を揃える

共箱・箱書き・仕覆(布袋)・説明書き(栞)など購入時に揃っていたものを一式揃えておくと査定がアップします。

5.作品サイズを測る

絵画の額縁込みサイズと作品だけのサイズ両方を測っておきます。
掛け軸の場合は軸全体の長さと本紙の大きをも測っておきましょう。

6.購入経路・由来を整理しておく

どこで買ったか(例:個展、画廊、百貨店、贈り物など)
何年頃手に購入したものなのか覚えているとよいでしょう。

7.写真を撮っておく

絵画・掛け軸共に買い取りに出す作品全体、サイン(落款)、付属品、傷んでいる部分を撮影しておきましょう。
事前に業者へ写真査定依頼する時に役に立ちます。

査定前の注意点

買い取り査定に出す前に状態をきれいにしようと色々したくなりがちですが以下のことに注意しないと、価格が大きく下がる可能性が出てきます。

1.素人修理・クリーニング

状態がきれいな方が高く売れると思われがちですが、余計な手を加えることでかえって価値を落とす可能性が高いです。

2.掛け軸の取り扱い

無理に軸を伸ばしたり、巻き直しを行うと古い掛け軸の場合、破れやすくなっていることがあるため、力が加わることで破れる可能性があります。

3.直接触らない

作品の表面には直接触れないようにしましょう。
皮脂が直接つくことでシミや劣化が進む原因になります。

まとめ

実家の片付けなどで出てきた絵画や掛け軸は、管理していた本人でなければどういった経路で入手したものなのかわからないケースがほとんどです。
そのため、様々な理由で片付けを別の人に頼む場合処分に困る場合が出てきます。

そんな時は買い取り業者に査定をお願いしてみましょう。
SHIENでも絵画や掛け軸の買取を行っているので、査定を検討されている方は是非当店にご相談頂ければと思います。