食器は売れる? | 使っていない食器を査定に出してみよう

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結婚式などの引き出物や、食器やカトラリーを貰う機会が人生で1度はありますよね。
意外とサイズや使い勝手などの問題で使わなかったり、もう持っているので結局使わずにしまってある食器もあるのではないでしょうか。

今回はそんな食器やカトラリーの買い取りについてご紹介します。

どんな食器が売れやすいの?

食器やカトラリーと一口に言って様々あってもどんなものが売れるのかわからないですよね。
それでは、どんな食器が売れやすいのでしょうか。

限定品や廃番品

  • 限定生産
    特定のイベントや記念で限定生産された食器は、希少性が高いため人気があり、高く売れることが多いです。
  • 廃番シリーズ
    既に製造が終了しているシリーズやモデルは、コレクターにとって価値が高くなる場合があります。

良好な状態の食器

  • 未使用品
    未使用またはほとんど使用されていない新品に近い状態の食器は、高値で売れやすいです。
  • セットで揃っているもの
    一つのカップやプレートよりも、セットで揃っている食器は需要が高く、売れやすいです。

デザインが優れた食器

  • モダンデザイン
    現代的でシンプルなデザインの食器は、若い世代を中心に人気があります。
  • 伝統的デザイン
    歴史ある伝統的なデザイン、特に和食器では有田焼、九谷焼などが人気です。

日本国内外での知名度が高いもの

  • 海外でも人気のあるブランド
    海外でも知名度の高いブランドや作家の食器は、特に高値で売れることが多いです。

コレクターズアイテム

  • シリーズもの
    特定のテーマやシリーズで集められる食器は、コレクターが高値で購入することがあります。
  • アーティストとのコラボレーション
    有名なアーティストやデザイナーとのコラボレーションアイテムも人気です。

この他に、ブランド物の食器やアンティークブランドの食器も高額買取の対象になることが多いです。

食器の有名ブランドとは?

ブランドの種類もハイブランドのものから様々種類があって本当に自分の持っているものがブランドなのかどうかわからない場合もありますよね。
どんなブランドがあるのか、自分の持っている食器がブランドものなのかどうかチェックしてみてください。

ハイブランド

ロイヤル コペンハーゲン (Royal Copenhagen)

1775年創業のデンマーク王室御用達のブランド。
特に「ブルー フルーテッド」や「フローラ ダニカ」といった手描きの青い模様が特徴的で、伝統的なデザインと高い芸術性で知られています。

2. ウェッジウッド (Wedgwood)

1759年にジョサイア・ウェッジウッドによって創業されました。
「ジャスパーウェア」や「フロレンティーン」などのシリーズで有名。
繊細なデザインと高い品質が特徴で、イギリス王室をはじめ世界中の著名人に愛されています。

3. バカラ (Baccarat)

1764年創業のクリスタルブランド。
クリスタルグラスやデキャンタ、シャンデリアなどが有名で、世界中の王室やセレブリティに愛されています。
特に「アルクール」シリーズは人気です。

4. マイセン (Meissen)

1710年に設立されたヨーロッパ初の磁器工場で、ドイツの伝統的な磁器ブランドです。
「ブルーオニオン」や「ドレスデンの花」など、華やかで細かい絵柄が特徴。
手描きの高級磁器としてコレクターに人気があります。

5. エルメス (Hermès)

ファッションで知られるエルメスは、食器でもそのラグジュアリーな品質を提供しています。
「モザイク」や「シェーヌダンクル」など、エレガントで独自のデザインが特徴です。

6. ノリタケ (Noritake)

1904年に創業された日本の食器ブランド。
精緻なデザインと上質な磁器で知られ、世界中で人気があります。
特に「ノリタケボーンチャイナ」は、その薄さと美しさで高い評価を受けています。

7. リチャード ジノリ (Richard Ginori)

1735年創業のイタリアの磁器ブランドで、華やかで芸術的なデザインが特徴。
「ドーチェ」や「ベッロディタビア」など、伝統的かつエレガントなシリーズが人気です。

8. クリストフル (Christofle)

1830年創業のフランスの銀製食器ブランド。
特にカトラリーやサービングピースで有名で、豪華な銀メッキの製品は、フォーマルな場でよく使用されます。

9. ヴィレロイ & ボッホ (Villeroy & Boch)

1748年創業のドイツの陶磁器メーカー。
クラシックなデザインからモダンなものまで幅広い製品を展開し、「ボタニカ」や「ニューウェイブ」などが人気です。

10. ヘレンド (Herend)

1826年創業のハンガリーの磁器ブランドで、手描きの動物や植物のモチーフが特徴。「ロスチャイルドバード」や「ヴィクトリア」など、細かく描かれたデザインで知られています。

中価格帯ブランド

1.イッタラ (Iittala)

シンプルで機能的なデザインが特徴の北欧ブランド。
「ティーマ」や「カステヘルミ」など、日常使いに適したシリーズが人気。
モダンなデザインが魅力で、コーディネートしやすいのが特徴です。

2. アラビア (Arabia)

1873年創業の老舗ブランドで、北欧のシンプルかつ温かみのあるデザインが特徴です。
「ムーミン」シリーズや「パラティッシ」シリーズは特に人気があり、カジュアルな中にも上質さを感じられる食器を提供しています。

3. ル・クルーゼ (Le Creuset)

主に鋳鉄製の鍋で有名ですが、カラフルで丈夫なストーンウェアの食器も展開しています。
「ラムカン」や「プレート」など、日常使いに適した商品が豊富で、色鮮やかなデザインが食卓を彩ります。

4. ロールストランド (Rörstrand)

1726年創業のスウェーデンのブランドで、北欧の伝統的なデザインとモダンな感覚を融合させた製品を展開。「モナミ」や「スウェディッシュグレース」など、シンプルで温かみのあるデザインが人気です。

5. ディナーフォーセット (Denby)

1809年創業の英国ブランドで、手作りの陶器が特徴。
日常使いに適した頑丈なデザインで、「ハロー」や「インペリアルブルー」などのシリーズが人気です。

6.ナルミ (Narumi)

日本を代表する陶磁器ブランドで、比較的手頃な価格帯で高品質な製品を提供しています。
「ボーンチャイナ」製品が多く、普段使いにも適したデザインが特徴です。

7. ポートメイリオン (Portmeirion)

自然や植物をモチーフにした「ボタニックガーデン」シリーズが有名。鮮やかなデザインでありながらも実用性が高く、価格も手頃です。

中価格帯のブランドになると何となく聞いたことのあるブランド名もあるのではないでしょうか?
この中にご自身の持っている食器ブランドはありましたか?

食器やカトラリーを高額で買い取ってもらうポイントは?

ご自身の持っている食器のブランドがわかってきたところで、この食器を高額で買い取ってもらうために出来る事は何なのでしょうか。

1. ブランドと希少性をアピールする

  • 高級ブランドの確認
    高額で取引されることが多いブランド(例:ロイヤル コペンハーゲン、バカラ、ウェッジウッドなど)の食器やカトラリーは、ブランド名をしっかりと伝えることが重要です。
  • 限定品や廃番品
    限定品や製造が終了しているシリーズは希少性が高いため、高く買い取られることが多いです。
    製品の希少性や市場での人気をリサーチし、その価値をアピールしましょう。

2. 状態の良さを保つ

  • 使用感が少ない
    未使用品やほとんど使用感のないものは、状態が良ければそれだけで価値が上がります。
    特に、傷や欠けがないか、汚れがないかを確認し、できる限り良好な状態で売るようにしましょう。
  • セットが揃っていること
    特にカトラリーセットや食器セットは、全てのアイテムが揃っている方が高値で取引されやすいです。
    単品よりもセットで売ることを検討してください。

3. 付属品を揃える

  • 元箱や保証書
    元箱や証明書、保証書、または購入時の付属品が揃っていると、価値が高まります。
    特に高級ブランドの食器やカトラリーでは、これらの付属品が買取価格に影響します。
  • 保存袋やケース
    カトラリーの場合、保存袋や専用ケースがあると、より良い状態で保存されていることが伝わり、評価が高くなります。

4. 販売先の選択

  • 専門の買取業者を選ぶ
    ブランド食器やカトラリーにも精通している、買取専門買取業者を選ぶと、アイテムの価値を正確に評価してもらえる可能性が高まります。
    特に高級ブランドの場合、一般的なリサイクルショップよりも買取専門業者を利用する方が良いでしょう。
  • オークションやフリマサイト
    オークションサイトやフリマアプリを活用することで、コレクターやブランドの価値を理解している人に直接売ることができるため、高額での取引が期待できる場合もあります。
    ただし、取引の手間や、代金未払いのトラブルなどのリスクもあります。

5. 市場のタイミングを見計らう

  • 需要のある時期を狙う
    特定のブランドやデザインが流行している時期や、年末年始、結婚式シーズンなど、需要が高まるタイミングで売ると、より高値が期待できます。
  • トレンドをチェック
    インテリアやダイニングに関するトレンドをチェックし、流行のデザインやスタイルにマッチする商品を市場に出すと、関心を引きやすくなります。

このように、高額買い取りしてもらうためのポイントがいくつかあるので、注意しながら手元の食器を確認していきましょう。

ブランド食器にも偽物がある?

残念ながら、かばんやお財布と同じように食器にもブランドを偽った偽物が横行しています。
そんな偽物に騙されないためにも、以下のことに注意してご自身の持っている食器も確認してみましょう。

1. ブランドロゴやマークの確認

  • 刻印やスタンプ
    多くの高級食器ブランドは、裏面にブランド名やロゴ、製造年、シリーズ名などが刻印やスタンプとして入っています。
    これらの刻印が鮮明で正確かどうかを確認しましょう。
    偽物は、刻印がぼやけていたり、文字やロゴのデザインが微妙に異なっていることがあります。
  • ロゴの位置と大きさ
    本物の食器では、ロゴの位置やサイズが一貫しています。
    偽物では、この位置や大きさが不正確な場合があります。

2. 素材と質感の確認

  • 質感や重さ
    高級ブランドの食器は、上質な素材が使用されており、手に取ったときの重さや質感に違いがあります。
    特に磁器やクリスタルは、触ったときの感触や見た目で本物かどうかを感じ取れることがあります。
    偽物は、材質が劣るため、軽かったり、質感が粗いことがあります。
  • 透け感
    磁器製品の場合、光にかざして透けるかどうかを確認することができます。
    高品質な磁器は薄く、光を通しやすいですが、偽物は厚ぼったく、透けないことが多いです。

3. デザインと仕上がりのチェック

  • 細部の仕上がり
    本物の食器は、デザインの細部まで丁寧に仕上げられています。
    特に手描きの模様や彫刻は精密で、筆使いや線の太さが均一です。
    偽物では、これらのディテールが粗雑であったり、線がずれていたりすることがあります。
  • カラーバランス
    高級ブランドの食器は、色の発色が鮮やかで均一です。
    偽物は、色がくすんでいたり、均一でない場合があります。

4. 証明書や保証書の確認

  • 証明書の有無
    高級ブランドの食器には、製品の真贋を証明するための証明書や保証書が付属していることが多いです。
    これらの書類があるかどうかを確認しましょう。
  • 付属品の品質
    本物の食器には、専用のボックスやケースが付属していることがあります。
    これらの付属品も偽物との違いを見分ける手がかりになります。
    ボックスの質感や印字が正確かどうかもチェックポイントです。

ご自身で買った覚えのない食器のセットなど、実際本物のブランドなのかどうかわからないことは結構あると思います。
上記の点に注意して食器をよく確認してみましょう。

まとめ

昔から取っておいてある、箱入りのブランド食器などはありませんか?
海外ブランドだけではなく日本の九谷焼などの食器もSHIENでは取り扱いがありますので、もし使っていない食器があればSHIENの査定をご利用頂ければ幸いです。

店舗買取はもちろん、宅配での査定も可能ですので、お気軽にご相談下さい!