近年、金の価格が歴史的最高値を更新しています。
そして少し前までは、金の価格よりもプラチナの価格の方が上回っていたのを皆さんはご存じでしょうか?
今回は、今現在のプラチナの相場がどうなっているのかなど、プラチナの基本情報や買取価格について解説させて頂きたいと思います。
プラチナ製品の希少価値
プラチナはジュエリーなどの宝飾品を作るうえで欠かせない貴金属の一種です。
なぜ欠かせないかというと、腐食に強く錆びることがないため、銀では果たす事が出来ない役割を担う事が出来ます。
例えば工業用に使われたり、パソコンや車の部品の一部としてもプラチナは使われています。
また、プラチナは日本の北海道で採取される鉱物でもあります。
プラチナの鉱山から産出されるプラチナの量は非常に少なく、おおよそ1tの石の中から5~10g程度しか採取できないといわれています。
日本の産出量だけでみるとかなり希少価値がかなり高く感じますが、日本以外の国でもまだ産出できているので主なプラチナの産出は海外からということになります。
それでも産出される量は少ないので希少価値が高いということになります。
プラチナが産出される主な国は?
それではプラチナが採取されている主な国はどこなのでしょうか?
南アフリカ共和国
世界最大のプラチナ生産国であり、全世界のプラチナ供給の約70%を占めていると言われています。
ロシア
南アフリカに次いで世界第2位の生産国です。
ジンバブエ
南アフリカに隣接し、主要なプラチナ鉱床を持つ重要な生産国です。
カナダ
北アメリカでの主要な生産地です。
アメリカ合衆国
モンタナ州のスティルウォーター鉱山などでプラチナが採取されています。
加工が難しかったプラチナ
今現在では宝飾品に欠かせない金属の一種として使用されていますが、一昔前まではプラチナという金属はなく、宝飾品として白金のものを作る場合、金の上にシルバーを張って作っているものが多く、リングなどの使用頻度が高いものは、上に張っていたメッキがはがれて下地が出てきてしまうことがありました。
しかし、プラチナを加工する技術が進歩したおかげで、現在ではプラチナ製品の宝飾品は当たり前になりました。
プラチナは融点が高く、昔は加工できなかったうえに、プラチナが出回り始めた10年くらいはプラチナが変色して衣類を汚すのではないかと考えられていたため、純プラチナ製品ではなくプラチナの内側に金を張って加工をしていたそうです。
プラチナの相場は今どのくらいなの?
そんな希少価値が高かったプラチナですが、今ではこのプラチナを金の価格が上回っています。
現在のプラチナの相場はどのくらいなのでしょうか?
金の相場
現在の金の相場:1トロイオンスあたり約2,362ドル
(2024年7月記事執筆時点の価格です)
プラチナの相場
現在のプラチナの相場:1トロイオンスあたり約997.50ドルから1,010.00ドルの間
(2024年7月記事執筆時点の価格です)
比べてみるとかなり差が開いていることがわかりますね。
プラチナは自動車の部品に使われている金属なので、自動車産業の動向も大きく影響を受けます。
最近ではガソリンなどの石油を使わない電気自動車などが増えてきている影響もあり、プラチナの需要が減ってきています。
プラチナは高価買取が出来ます!
宝飾品として美しく、ダイヤモンドの美しさを一番に引き出す事が出来るといわれているプラチナ。
皆さんのお手元にも、使わずに眠ってしまっているプラチナ製品はありませんか?
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はプラチナの相場や基本情報、買取についてご紹介しました。
ご参考になれば幸いです。